レジャーに最適!“GPSデータロガー"とは
GPSデータロガーとは?
GPSデータロガーは地図のないハンディGPSといった表現が一番合うかもしれません。ハンディGPSは地図上に移動軌跡を表示しますが、GPSロガーは本体(もしくはマイクロSDカード)に軌跡を記録していきます。また本体サイズはUSBメモリのように小さく携帯可能で、 車、自転車、電車、徒歩等による移動時にポケット等にいれて携行するだけで、GPS受信による移動履歴を保存できます。仕様やメーカーによって 商品ラインナップが充実しており、お値段もリーズナブルなので、GPSが初めてという方にも人気のGPSで、小さく安価なので管理や調査にも重宝されています!
レジャー・アウトドアシーンでのGPSデータロガーの機能
記録頻度は移動距離の間隔もしくは時間の間隔で指定可能できるものが多く、 移動後、保存した移動履歴をGPSロガーからPC等に転送し、 ネット上の地図に重ねることにより 移動してきた経路を 表示することができる。 また、ほとんどの機種でデジカメにて撮影した写真と軌跡を 同期(ジオタグ)できるので、旅行にてどういう経路を 移動してきたかを知るのに便利です!
GPSデータロガーご購入のポイント
仕様によるロガーの違い
GPSデータロガーを選択するにはどのような点に注意して選択すればよいのでしょうか。
大きく分けると以下のようになります。
・LCD画面:あり/なし
・バッテリー:充電式/電池式
・マイクロSD対応:あり/なし
軌跡が残せればいいのなら、画面ナシで十分ですが、現在の状況が知りたい!または、途中でログの記録間隔を変更したい!、といった方にはLCD画面付きのデータロガーがオススメです。
その他、充電ができないような場所や海外などコンセントの対応がない場所でのご利用が多い方は、電池式のものがよいかもしれませんね。その他、調査用にご購入をお考えの方には記録容量が大きいマイクロSD対応機種をオススメします。その他にも商品によって便利な特徴がたくさんあります。
●TripMate850
迷ったらまずオススメ TripMate850
LCD画面付きで各種情報が表示可能、本体だけで設定が変更できるので、PCに接続して変更を行うほかのロガーに比べ、非常に便利なのが特徴。電池式のため内蔵バッテリーでは数日間持つかどうかどうしても気になりますが、電池タイプだから取り替えるだけ!山など充電できない場所にも最適です!
マイクロSD対応で1秒間隔のログ保存でも約14日の軌跡を保存できます。長期間の旅行などにも対応OK!
○GoogleEarth/GoogleMap対応/写真マッチングOK
○72 x 27 x 25 mm、重量57.5g
○日本国内でのBluetooth技術基準適合証明を取得
⇒TripMate850紹介ページ
●ML-7S
世界最小・長時間対応 ML-7S
ML-7Sの電源は充電タイプのデータロガーですが、稼動時間は最長約36時間~※受信状況によります
軌跡保存は3分間隔のため、長距離を移動する移動体(車両、動物、人)や犬や猫、ペットの行動の監視などにいかがでしょうか?
※データロガーはリアルタイムで現在地を知ることはできません。回収後移動した経路や滞在時間が分かります。
○46.9 × 14.9 × 18.1mm 、重量12.4g
⇒ML-7S紹介ページ
データロガー体験リポート
●レジャーランドで体験レポート
データロガーはレジャーにうってつけ!と、いうわけで、家族づれでにぎわう”東京ディズニーランド”にIDAでも人気のデータロガーを持っておじゃましてきました。一般的な楽しみ方からそうでないものまでご紹介いたします!?ウワサの屋内新アトラクションにはわき目もふらずログをとっていたら思いがけずスゴイ軌跡が!?
●キーホルダーサイズで違和感なし!!
データロガーは動いた軌跡や時間、機種によっては高度やスピードを記録してくれるGPSです。またデジタルカメラと軌跡をリンクさせてマップツール上で表示させる事ができます。何より一番の驚きは見た目のかわいさ。いろんな色や形があってどれもおしゃれでコンパクトサイズ。"ML-7"や"ML-7S"という人の小指より小さいモデルのデータロガーもあります。ストラップをつけたりやキーホルダーのようにして使えるのでファッションの一部という感覚でつけられます。今回もアトラクションの行列に並んでいる時にカチカチさわっていたら後ろに並んでいる人が「音楽再生の機械かな?」といった表情でずっと不思議そうにのぞきこんでいました。
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まるでファッションの一部! | バッグにさりげなく・・ |
左の画像はフリーでダウンロードできるGoogle Earthに歩いた軌跡を表示したものです。ズームアップや角度の変更、3Dの立体表示ができます。ちなみにこの画像の軌跡は"M-241"をログの間隔1秒にして半日歩いたものです。迷って何度も同じ所を何度も行ったり来たりした様子分かります。直線で表示されている軌跡はGPSをOFFにした所からONにした所がつながって表示されているからです。「あれっ!?こんなにまっすぐ歩いた覚えない!?」と、気になる場合は設定や編集で変えることができます。
●写真と一緒に思い出を管理!!
アトラクションの長い行列の待ち時間はログの取得間隔を10分間に変更しました。帰って軌跡を見てみると並んでいた時間まで分かったのでより鮮明に記憶がもどりました。
データロガーに付属されているフォトマッチツールやフリーのマップソフトに写真を読み込ませればコメントつきで日付や時間と一緒にアルバムのように思い出を管理できます。ホームページで使ったり画像を保存して友達にプレゼントすればきっと喜んでもらえますよ!?
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Google Earthと写真を同期! | フォトマッチ(写真同期ソフト)は商品付属 |
●デジカメと一緒に持って行こう!!
「イッツ・ア・スモールワールド」
世界中の子供たちの歌声に包まれる世界で一番幸せな船旅に出ました。そのスモールワールドの入り口で本物のカモに遭遇!思わず写真をパシャリ。家に帰っ てマップとマッチングする事を考えるとついついシャッターの数が増えてしまいます。
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お気に入りの写真はコメントと一緒に保存 | ソフトによって表示のしかたも色々 |
●個性豊かなデータロガー!!
大人気の冒険アトラクションビッグサンダーマウンテン。好奇心でジェットコースターの軌跡に挑戦しました。そうしたらおもしろい軌跡が取れました。データロガーの機能や設定によって高度を測れるものや、ディスプレイ画面があり目的地までナビゲーションしてくれるものもあります。
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リアルな航空写真マップ | ジェットコースターの軌跡 |
●Google Earthの機能を使えば!!
日が沈んだのちに一番楽しみにしていたエレクトリカルパレードが始まりました。まるで別世界に紛れこんだような気分でした。データロガーの操作は暗くなってきても本体の光の点灯や画面のバックライトのおかげで簡単でした。
Google Earthの多様な機能の一つに太陽位置の調整があります。軌跡の色を変えて見やすくすればあなただけの画像が作れます。そのほか月のマップ表示という機能があるので近い将来そこに軌跡をのせれる日が来るかもしれません!?
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夜に撮影した写真は背景も夜に | 軌跡を使って自作のパレード |
今回の体験レポートのデータロガーによるログ取得にあたって一番気にしていたのはバッテリーや充電の残量でした。取得するデータの内容やログ間隔、受信状況によって消耗が変化するので替えの電池を持っていったのに当日約12時間以上経過しても電池を取り替える必要は無く驚かされました。
データロガー持っていて思うのは便利で新しい機能が身近になったのにまだまだデータロガーの知名度はとても低くユーザーも限られた人だけだということです。
けれど例えばどこかに遊びに行く時、デジタルカメラで写真を撮る時に小さなデータロガーのスイッチを入れるだけで思い出の空間が地図にどんどん広がっていく気がしました。ホームページなどで軌跡を紹介するのはもちろん、おおげさかもしれませんが個人的なマップを作って生涯をかけて軌跡を広げていくのもとても楽しいと思います。いくつかの機種は紹介しましたが個性的なデータロガーをIDAではまだまだたくさんそろえています。あなたのスタイルに合ったピッタリのデータロガーを見つけて楽しいレジャーの思い出を残してみてはいかがでしょうか。
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