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TR-313J 3G/GPSトラッカー

tr-313j 発信器

tr-313j 発信器

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TR-313Jを使ってできること【機能紹介】


3G/GPSトラッカーは、GPSと3G通信を使用して位置情報を発信して追跡(トラッキング)をおこなう端末です。
GPSトラッカー、または単にトラッカーなどと呼ばれています。

本ページにて紹介させていただきます3G/GPSトラッカー「TR-313J」は、データ送信先サーバーの変更が可能で、SIMフリーのため、システムへの組み込み性が高い端末となっています。

簡単に言うと本端末とSIMカード*契約をおこなうだけで、位置情報をパソコンやスマートフォンから追跡することができるトラッカーシステムが利用できるということです。
人の管理から、車両、モノの管理まで、多岐にわたって使用することが可能です。

では、実際に何ができるのか一言で言ってしまうとGPSで得られた位置情報を3G通信で発信してパソコンやスマートフォンの画面上(地図上)にTR-313Jの位置が表示されるというものです。




TR-313J 3G/GPSトラッカーで何ができる?


発信するだけと思われますが、TR-313Jには以下の3つのレポートモードがあります。
実際の運用シーンに合わせてモードを選択することで、より効果的で無駄のないトラッキングが実現できます。 

定期モード、モーションモードの切り替えは専用ソフトウェアのezTool(イージーツール)を使って設定を変更することが可能です。 

*ログモード利用は別途ご相談ください。

 

1:定期モード


一定時間、または一定距離で定期的にレポート(位置情報発信)を行うモードです。 
シンプルな仕組みのため、信頼性が高く、使用頻度の高いモードです。




:モーションモード


モーションモードは車両のトラッキングに向いているモードです。
 
TR-313Jに内蔵されたGセンサー(振動センサー)が管理する対象の静止、または移動を判断し、移動している時は3秒、静止している時は1時間というように、異なる間隔でレポートを送信することができるモードです。
 
常時動いている車両では効果は薄いですが、移動と停車が繰り返されるような車両でのご利用時には、 バッテリー消費を効率よく抑えることができるので有効です。





3:ログモード*


取得した位置情報を一度にまとめて送信するモードです。 

レポート回数が少なくなり、3G通信で消費される電力を極力抑えることができます。 

取得する位置情報数は他のモード同様にできますが、動作時間を大幅に延長することが可能です。

一例として、定期モードでレポート間隔を3秒に設定した場合、動作時間は約4時間ですが、 位置情報の取得を3秒、レポート送信間隔を1時間に設定したログモードでは、約10時間の動作が可能でした。
 
位置情報のリアルタイム性は必要ないが、GPSロガーの様に手作業でのデータ回収が困難な場面での利用にはお勧めです。

*ログモードはテスト段階のモードです。ログモードの使用に関してはお問い合わせください。



●位置情報の確認はezFinderで確認


TR-313Jから発信された情報はWebアプリケーションのezFinderからおこないます。


・ezFinder BUSINESS(有料)

3G/GPSトラッカー用のWebアプリケーション。 

リアルタイムでの位置情報確認や過去の移動履歴などをパソコン、スマートフォンから確認可能で ジオフェンスの作成や各種アラートの設定が容易に行えます。


▼「ezFinderBUSINESS詳細ページへ





・ezFinder(無料)

同じく3G/GPSトラッカー用のWebアプリケーションです。
無償で利用できる範囲には

▼「ezFinder Webページへ


パソコン上、画面表示サンプル(クリックで拡大)



 

その他にも以下内容のご利用が可能です。

*SIMカードの契約内容、管理サイトの種類により利用できる機能がことなります。

・通話機能を搭載



TR-313Jは、通話機能を搭載しております。通常の電話やスマートフォンとの音声通話が可能*です。

SOSボタン1つで電話を掛ける、受けることができます。 
こちらから掛ける場合は、事前に電話番号1つを登録しておく必要があります。



*通話に対応したSIMカードが必要です。

・位置情報呼び出し機能


スマートフォンなどからSMSで端末にシンプルコマンドを送信*して、任意のタイミングで現在位置を確認することができます。 
位置情報が必要な時にだけ通信させることで、動作時間を延長することが可能です。




*SMSに対応したSIMカードが必要です。

・SORACOM認定デバイス


TR-313Jは「SORACOM認定デバイス」に登録されています。

SORACOM Air」をGPSトラッカーへ取り付け、位置情報の送信先を「SORACOM Beam」へ設定することで、GPSトラッカーにかかる高負荷処理を軽減することが可能です。

GPSトラッカー側の送信先設定はBeamに固定でき、Air SIMをグループごとにサーバーの宛先を変更
することでGPSトラッカーの設定は変更せずにサーバーの変更が行えます。


SORACOM Air」のみの利用でも一般的なSIMカードと同様にezFinder BUSINESSへ
 位置情報を送信できます。


SORACOM Beam」を利用すると、デバイスの設定を変更せずに
 ユーザーコンソールやAPIを利用してサーバーの宛先を変更できます。



*SORACOM、SORACOM AirおよびSORACOM Beamは、株式会社ソラコムの登録商標または商標です。


 

 



 

 

TR-313Jの使い方、活用事例

TR-313Jの使い方




TR-313Jをご利用いただくうえで以下のステップのように準備と設定が必要となります。

●STEP1


●STEP2


●STEP3


●STEP4


 

【準備】
・内容物の確認 
・SIMカードの取り付け 
【操作方法】
・各部名称 
・LEDインジケーター 
・充電 
・電源のオン/オフ
【設定】
・TR-313Jをパソコンに接続
・ezToolのダウンロード
・ezToolを起動
・通信設定
・各設定項目の説明
【ezFinder BUSINESSに登録】
・アカウント作成
・位置の確認
 (リアルタイムトラッキング)  



>【TR-313J ユーザーガイドPDFはこちらから】



●STEP1


◎商品到着後、まず以下の内容物をご確認ください。



◎SIMカード*をご用意願います。
1.SIMカードスロットのネジを外し、カバーを開けます。

2.SIMカードを、金色の接点を下にして図のように取り付けます。

3.カバーを元に戻し、ネジを締めます。


対応SIMカード*についてはこちらを参照ください



 


●STEP2


◎TR-313J 各部名称
1. スピーカー
2. SOSボタン
3. 電源 LED
4. 3G LED
5. GPS LED
6. 無線 LED
7. マイク
8. 電源ボタン
9. ストラップホール
10. SIMカードスロット
11. クレードル接続部

◎LEDインジゲーター



◎充電をおこなう。

1.USBケーブルとACアダプターを使用して、
  クレードルをコンセントへ接続します。
2.本体をクレードルへ取り付け充電を行います。
  クレードルへ取り付ける際は、下部2つの
  凹凸がかみ合うように取り付けます。
3.電源 LEDが黄色に点灯したことを確認
  してください。
  点滅すると充電完了です。

※高温になる場所で本体の充電を行うと、正常に 動作しない場合があります。
※レポート間隔が短い設定で、充電をしながら使用すると本体が高温になります。



◎電源のON/OFF

【電源の入れ方】
電源ボタンを3秒間長押しすると、本体が振動し電源が入ります。
その後、GPSを受信しモバイルネットワークに接続されると、位置情報の送信を開始します。


【電源の切り方】
電源ボタンを3秒間長押しすると、本体が振動し電源が切れます。
電源が入っていることを確認レポート間隔が長いと、次のレポートまでLEDが消灯します。
電源が入っていることを確認する場合、電源ボタンを1回押し電源LEDの状態で電源が入っていることを確認できます。

電源オン:3回赤色点滅
電源オフ:1回赤色点灯

 



 

●STEP3

◎TR-313Jをパソコンへ接続する

1.USBケーブルを使用し、クレードルとパソコンを接続します。


2.本体の電源が入った状態でクレードルへ取り付けます。


※クレードル側の端子で本体にキズを付けてしまう場合がございますので、取り付けの際はご注意ください。


3.電源ボタンを短く1回押し、電源LEDを赤く点滅させます。すでに黄色に点灯している場合(充電中)は、黄色点灯と同時に赤色点滅になります。


※この操作につきまして少しコツがございます。
操作になれていただければ問題はございません。



4.ドライバが自動インストールされ、パソコンとの接続が完了します。

自動インストールされなかった場合は、こちらから
ドライバをダウンロードしてください。

※ダウンロードしたZIPファイルを解凍し、セットアップファイルを起動してインストールを行ってください。



◎設定変更ツール「ezTool(イージーツール) 」のダウンロード

 

ezTool(イージーツール)とは
TR-313Jの設定変更を行うソフトウェアです。



▼TR-313J用 ezTool ダウンロードはこちらから

サポート > ダウンロード > ソフトウェア

対応OS : Windows 7 / 8.1 / 10

 



◎接続の確認


ezToolを起動し、COMポートにCOM番号が表示されていることを確認します。
表示されていない場合は、スキャンをクリックします。

■それでも表示されない場合は

Step.3  -設定-
「TR-313Jをパソコンへ接続する」

の項目をもう一度お試しください。


「設定読込」をクリックし、本体に記録 されている設定を読み込みます。


設定完了後、「設定書込」をクリックし
本体へ設定内容を書き込みます。

 



◎通信設定


TR-313Jを使う上で一番大切な設定です。よくご確認のうえ設定を行ってください。

 

 

 

 

①APN、ユーザー名、パスワード

通信事業者が公開しているAPN設定に従ってAPN、
ユーザー名、パスワードを変更してください。

SIMカードご購入時のパッケージや通信事業者のWeb
ページをご確認ください。




②サーバーIP

ご利用のアプリケーションにあわせて変更ください。 


◯ezFinder BUSINESS をご利用の方は
IPサーバーアドレス  [
www.ezfinder.jp ]



◯ezFinder(無償版)をご利用の方は
IPサーバーアドレス [
gw.ezfinder.com.tw ]


 



◎各設定項目の説明

 

基本設定

● ファームウェアバージョン→ ファームウェアのバージョンが表示されます。

● SIMカード電話番号 → SIMカードの電話番号を設定します。 通信専用SIMは入力不要です。

● IMEI → IMEIが表示されます。



SMS/音声設定

● 通話を有効にする→SOSの際に「SOS送信先電話番号」へ電話を掛ける機能の有効/無効を設定します。
※音声付SIM使用時のみ利用可能

● SOS送信先電話番号→SOSの際にSMSを送信する電話番号を設定します。2件まで登録可能です。

● 返信先電話番号→ スマートフォンetcからSMSで簡単呼出コマンドを送った際,本体から位置情報を返信する電話番号を設定します。

● 簡単呼出用パスワード→ SMSで簡単呼出コマンドを送信する際に不特定多数のスマートフォンからコマンドを送信されないように設定するパスワードです。最大8文字まで設定できます。(半角英数字)




通信設定

● APN、ユーザー名、パスワード→
 通信事業者が公開しているAPN 設定に従って APN、ユーザー名、パスワードを変更してください。
 SIM カードご購入時のパッケージや通信事業者の Web ページをご確認ください。

● サーバーIP→
 ご利用のアプリケーションにあわせて変更してください。
 ezFinder BUSINESS  www.ezfinder.jp
 ezFinder(無償版)  gw.ezfinder.com.tw




レポート設定

● レポートモード切替→
定期モード: 設定時間で定期的に位置情報を送信するモードです。
モーションモード: 静止時と移動時でそれぞれ位置情報の送信間隔を設定できるモードです。

● 定期レポート間隔→定期モードのレポート間隔を設定します。

● 静止時レポート間隔→ モーションモード(静止時)のレポート間隔を設定します。 

● 移動時レポート間隔→ モーションモード(移動時)のレポート間隔を設定します。





 

●STEP4



◎アカウント作成

 


位置情報を確認するためのアカウントを作成します。

[ ezFinder BUSINESS ]へアクセス (https://www.ezfinder.jp/)

 サインインはこちらから

 

 

  

[アカウント登録]を選択し、アカウント登録画面へ進みます。



利用規約を確認後に[同意します]にチェックを入れ、[次へ]を選択して下さい。



ユーザー情報を入力して下さい。入力が完了したら、[次へ]を選択して下さい。




ユーザー情報の各項目の説明は、下記の表をご確認下さい。 
項目 説明
言語 ezFinder BUSINESSの画面表示に使用される言語になります。日本語と英語の2種類に切り替え可能です。言語はサインイン後に変更可能です。
ユーザーID サインインの際に必要となります。一度登録すると変更できませんのでご注意下さい。(全角半角文字)
E-mail パスワードを忘れた際に必要となりますので、Eメールアドレスをお間違えのないよう入力して下さい。(半角英数字)
E-mailの確認 Eメールアドレスを再度入力して下さい。
パスワード パスワードを忘れるとサインインができませんので、予め控えて下さい。
(半角英数字)
パスワードの確認 パスワードを再度入力して下さい。
名前 お名前を正しく入力して下さい。(全角半角文字)
電話番号 お電話番号を正しく入力して下さい。(半角数字)


トラッカー情報を入力して下さい。入力が完了したら、[次へ]を選択して下さい。



トラッカー情報の各項目の説明は、下記の表をご確認下さい。
項目 説明
モデル 使用しているトラッカーのモデル名を選択して下さい。
アイコン トラッカーが地図上に表示される際のアイコンを選択して下さい。
IMEI トラッカー本体の裏面に記載されている数字を入力して下さい。
(半角数字)
シリアル番号 トラッカー本体の裏面に記載されている英数字を入力して下さい。(半角英数字)

TR-606DJの場合、シリアル番号は「J」から始まる下6ケタの番号を入力して下さい。
(例) 本体裏面表記:TR606DJ00005 → 入力するシリアル番号:J00005 
国コード 国内で使用される場合[Japan(+81)]から変更しないで下さい。
SIMカード電話番号 通信事業者より付与された電話番号を入力して下さい。(半角数字)
トラッカー名 トラッカーに任意の名前を付けられます。(全角半角文字)
説明 必要に応じて入力して下さい。
タイムゾーン 国内で使用される場合 [Tokyo(GMT+09:00)] から変更しないで下さい。

入力内容を確認して下さい。 内容に誤りがある場合は、[いいえ]を選択し
前の画面に戻って下さい。 [はい]を選択するとアカウントが作成されます。



利用規約を確認後に[同意します]にチェックを入れて、[次へ]を選択して下さい。


以上でアカウントの作成は完了です。[次へ]を選択すると自動的にサインインいたします。


◎TR-313Jを使ってみましょう。


◎位置情報の確認 -リアルタイムトラッキング-

 

[ ezFinder BUSINESS ]へアクセス (https://www.ezfinder.jp/)

 サインインはこちらから

 

※TR-313Jは屋外でGPS衛星が受信できる場所で、電源をONにしてください。


メイン→リアルタイムトラッキングを選択します。
リアルタイムトラッキングでは、各トラッカーの位置を地図上で確認、 緯度・経度やバッテリー残量などの端末状況の確認が行えます。




初めてトラッカーをezFinder BUSINESSへ登録したときは、画面右下の一覧にトラッカーは表示されません。トラッカーの電源を入れ通信を開始して下さい。
トラッカーより位置情報が送信されるとリアルタイムトラッキング画面に表示されます。


トラッカーを画面右下の一覧から選択すると地図中央に表示できます。
その後、レポートの詳細を画面左下で確認できます。


※さらに詳しいezFinder BUSINESSの使い方はTR-313J トラッカーサイト様をご参照ください

 



 




TR-313Jの使い方、FAQ

TR-313Jのよくある問合せ


※クリックで内容を表示します。

 


■ご購入前によくある質問



Q トラッカーはリアルタイムに位置情報を送信できますか?

Q トラッカーの位置情報を見るためにはPCが必要ですか?

Q TR-313Jの初期設定はどのようになっていますか?

Q トラッカーにはどのサイズのSIMが必要ですか?

Q SIMカードは誰が手配しますか?

Q 動作確認できているSIMカードについて教えてください。

Q TR-313Jの充電で注意すべきことはありますか?

Q TR-313Jは防水ですか?

Q TR-313Jは1回の充電でどのくらい使用できますか?

Q TR-313Jの動作時間を教えてください。



 

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今回紹介した商品

TR-313J 
3G/GPSトラッカー

価格 \23,100(税込)送料込

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